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インプラントをしたところが噛むと痛い!考えられる原因や対処法は?

「食事をするとインプラントが痛む」「インプラント周辺の歯ぐきが腫れて痛みがある」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
インプラントは便利な治療法ですが、特有のトラブルがあるため適切な管理が必要です。痛みの原因や対処法についてしっかりチェックしておきましょう。

噛むと痛い場合に考えられる原因

インプラント治療を受けたあとに痛みがある場合は、以下のトラブルが考えらえます。放置すると悪化する恐れがありますので、早めに歯科医院へご連絡ください。

インプラント周囲炎を発症している

インプラント周辺の歯ぐきが炎症を起こすことを「インプラント周囲炎」といいます。通常の歯周病とは症状が少し異なり痛みが出やすく、インプラントの脱落にもつながりやすいため注意が必要です。発症の原因の多くはインプラントの根元の磨き残しであるため、丁寧なお手入れを心がけて予防しましょう。

インプラントがグラついている

インプラントは基本的に人工歯根である「インプラント体」と最終的な被せ物である「上部構造」、その2つをつなぐ「アバットメント」の3つで構成されています。インプラント体がしっかり顎骨と結合していても、アバットメントが緩んでいるとグラつきがおこり、痛みを伴う場合があるため注意しなくてはいけません。

インプラントのかみ合わせが悪くなっている

長期的にインプラントを使用していると、上部構造が摩耗してかみ合わせが悪くなることがあります。かみ合わせが悪い状態は歯ぐきや顎骨に余計な負担がかかるため、痛みがでてもおかしくありません。ちがう部位のかみ合わせが悪くなり、インプラントをした部位の負担が大きくなることもあるので、歯科医院で定期的に調べてもらいましょう。

インプラントが適切に埋入されていない

本来インプラントは事前に歯科用CTを取って適切な部位に埋入するものですが、施術者である歯科医師の経験が浅かったり事前にしっかり計画を立てていなかったりすると、位置がズレてしまうことがあります。神経や血管の位置に近すぎると痛みとなって現れる場合があり、場合によってはやり直しが必要です。

インプラント手術を行った直後で組織にダメージがある

歯ぐきや顎骨を触る治療であるため、手術直後は痛みが発生します。処方する痛み止めで対処できるケースがほとんどですが、薬が効きにくい方もゼロではありません。1〜2週間経っても強い痛みが続くようであれば一度歯科医院へご連絡ください。

噛むと痛い場合はどうしたらいい?

噛んだときに痛みを感じる場合は、以下の方法での対処がおすすめです。「強い痛みがある」「症状が何日も続く」という方は早めに歯科医院に相談しましょう。

歯科医院へ連絡する

インプラントのトラブルのなかには見た目では分からないこともあります。顎骨のトラブルを見つけるにはレントゲン検査をして調べなくてはいけません。アバットメントの緩みも患者様自身では判断しにくいでしょう。放置すると症状が悪化する可能性がありますので、歯科医院へ一度ご連絡ください。

インプラントに負担がかからないようにする

負担がかかると症状が悪化する可能性があります。噛む位置を変えるのがおすすめですが、あまり長く続けると使用する筋肉の負担のバランスが崩れて、お顔が左右非対称になることがあるため注意が必要です。痛みが落ち着いたら全体で噛むようにしてください。

丁寧なお手入れを心がける

インプラントは人工歯であるため虫歯にはなりません。しかし、歯周病のリスクは高く、インプラント周囲炎はインプラントが脱落する大きな原因です。インプラントと歯ぐきの境目を丁寧にお手入れして予防しましょう。

快適に過ごすためのポイント

毎日を快適に過ごすには「トラブルがおこりにくい状態」を維持する必要があります。以下のポイントを抑えて予防を強化しましょう。

定期検診を受ける

定期検診では、虫歯や歯周病の確認、普段のお手入れでは落とせない汚れを除去するクリーニングなどを行います。予防やトラブルの早期発見、早期治療に役立つため、積極的に受けるようにしましょう。頻度としては1~3か月に1回が目安です。

フロスや歯間ブラシを使用する

フロスと歯間ブラシは用途が異なり、歯と歯の接している部分や側面の汚れを落とすにはフロスを、歯と歯の間の歯ぐきに付着した汚れを落とすには歯間ブラシが有効です。歯間ブラシがとおせない部位はフロスで代用しましょう。歯垢は3日経つと歯石へと変化しますので、最低3日に1回の使用がおすすめです。

刺激の強い食べ物や飲み物を避ける

刺激の強い食べ物や飲み物は、歯ぐきにダメージを与える可能性があります。とくに痛みがある場合や歯ぐきの腫れがみられるときは刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。

免疫力を高める

体の状態は歯ぐきに反映されやすく、体調を崩しているときや疲れがたまっているときは歯ぐきが腫れやすくなります。バランスのいい食事や十分な睡眠、適度な運動など健康的な生活を意識して免疫力を高めましょう。

痛みがある間は安静に過ごす

痛みがある間は悪化を防ぐためにインプラントや歯ぐきに負担をかけないよう過ごすことが大切です。体を安静にしていても汚れが付着していると効果がないため、丁寧なお手入れを優先して負担をかけない環境作りを心がけましょう。

まとめ

インプラントが痛む要因はいくつか存在し、自己判断で放置するのはインプラントの寿命を短くする恐れがあるため危険です。自宅でできる方法を試しても症状が改善されない場合や痛みが強い場合は、早めに歯科医院へご連絡ください。正しく管理をしてインプラントを長持ちさせましょう。

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